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2017年3月のシスターコーナー [カトリック教会]

3月はもう終わろうとしているのに、私はまだブログの更新が出来ず、申し訳ありません。今日はどうしても書きたいと思い、家でパソコンに向かいましたが、次々と電話や来訪者があり、騒がしいことです。世界平和記念聖堂の耐震工事も毎日大きな作業をする人々が大きな機械を使って大工事をされている姿を見ると頭がさがります。詳しいことは分かりませんが追加工事が必要になり、工事が一か月位遅れているとか。それでも、教会のニードにも応えてくださり、聖堂内の足場が取られ、半分になっていたベンチも元の姿に配置され、久しぶりに聖堂内は落ち着きを取り戻しました。聖堂内のステンドグラスは取り外され、修理に送られている為に、プラスチックがはめられ風は吹き込まなくなっていますが、「すっぴん」になった聖堂は寂しいです。
聖堂見学に来られた方に、約二年後に工事が終わる予定ですから、きれいな聖堂を見に又来てくださいと応対しています。

3月2日には、長束黙想の家に長くおられ、昨年末にロヨラハウスで亡くなられたイエズス会の瀬戸神父様の追悼ミサが祇園教会で行われ、東京での葬儀に参列出来なかった者達で、瀬戸神父様の安息を祈り、同時に長い間お世話になったお礼をミサの中で伝えました。しっかりとチャレンジもしてくださり、ユーモアのある心暖まる説教や具体的な前進に向かう霊的指導をしてくださる神父様でした。動物好きで、臆病な愛犬シェパードの話や定住してしまった野良猫親子の話やこっそり餌を与えておられる姿などが懐かしく思い出されました。ある友人が神父様は地に足をしっかりつけて生きておられるのに感動して「偏平足の神父様」と呼んでいました。私たちが若い頃、宙に浮いた私達の足をしっかりと地に着けて歩くように指導してくださったからです。
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3月4日の土曜日に、白浜司教様を囲んで映画「沈黙」の感想を分かち合う集いが行われ、その後で、司教様が出津から仕入れて下さった「ドロ様ソーメン」を皆で戴きました。この集いの初めに三つの点の約束を参加者皆はしました。①心を込めて聞く ②福音を聞くように聞く(コメントはしない)③人格を認め合い尊重する。(ここでの分かち合いを外で話さない)

そうめんを準備してくださったボランテイアによると35食準備し完食とか。老若男女マリアホールに集まって真面目で楽しい集いでした。信仰を問い直し、分かち合いに耳を傾けつつ、大いにチャレンジを受け、今日の宣教の課題を感じた人、今日の迫害の形を見つめた人もいました。司教様は最後にご自分の分かち合いをし、それをまとめとして終わりました。

皆さんも色々周囲の人々と分かち合われましたか。生き生きとテレビでも新聞でも取り上げられた映画「沈黙」ですが、現代社会では、私達は、大切な時に沈黙出来ない程病んでいます。時の幅の中で解決されることを信じて黙する必要がある時に性急に、無益に論争し、相手を糾弾し、自分の中でしっかりと沈黙して味わう必要を認めることから逃げている場合が多いと思います。しかし、この逃げも大切で、後にそれが善用され、救いの道への大切なポイントに気付くチャンスを作ってくれるのだと実感しました。どこまでも神の摂理の中で活かされているのですね。皆の中に燃えている物を感じながら、神様は皆の中におられ、近くに一緒に居てくださっているのだと。

3月11日~12日の教会黙想会は、今年初めて釜山教区出身のアンドレア金神父様指導で行われ、復活後に釜山へ戻り、新しい生活をされる金神父様がカテドラルに大きな声を響かせて全精力を投じて歌も説教もミサも新鮮でした。でも若い人はほんの少ししか来ませんでした。これが日本の教会の実態でしょう。年配者が喜び湧いているのは良かったと思います。「エネルギーをいただきました!」と金神父様と感謝の握手を交わしている高齢者が多いのが印象的でした。広島教区では若い日本人司祭は少なく、フィリピン、韓国、アフリカ(コンゴ)、ベトナムからは若い神父様ばかり。日本の教会は世界中から来てくださる宣教者のお蔭で今日続いています。早く日本から、広島教区から、海外に司祭を宣教者として派遣出来るようになると良いですね。

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それと司祭不足と言われていますが、司祭でなくても出来ることまで司祭の手に置かれていることも多く、少し信徒使徒職の在り方を皆で考えられないか最近、痛感することが多いです。責任分担が司祭団の中で出来ると、信徒も動き易くなるでしょう。おこがましい事を言ってごめんなさい!


昨日・3月20日(月)は岡山教会で、ベトナムから9年前に広島教区の神学生になる為に来日し、9年間の修行の日々を過ごし、待ちに待ったロイさんの司祭叙階式が実現し、ぺトロ ホアン・ドウク・ロイ神父が誕生しました。白浜司教様の教え子で、神学校時代のロイ神父のご苦労と忍耐と努力と不屈の精神を見て来られた白浜司教様は当時、こうして彼の叙階式を執り行うとは夢にも思われなかったことでしょうね。ご両親の喜びを思うと、私達は胸が一杯になりました。三末司教様が天国で喜んでおられることでしょう。ベトナムからの召し出しを初めて受け入れ支え育てておられたので、トウアン神父様に次いで、ロイ神父様は、広島教区で二人目のベトナム人司祭誕生だと思います。
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最近はベトナムからの留学生が沢山広島大学や国際大学に来ていて、幟町で毎月一回ベトナム語のミサがある事が次々と伝わり、100人位の共同体になっています。実習生もいます。その内にロイ神父様も幟町教会にミサに来てくださることでしょう。日本の教会の外国籍の信者人口が増え、少しずつ日本の教会に大きな影響を与えてくださっていますね。ありがたい事ですね。違いは豊かさをもたらし、心も広げられますね。良い四旬節を続けましょう。今年は、洗礼志願者が19人、毎週聖堂の最前列に座りミサに与り、準備をしています。皆で新しい共同体メンバーを歓迎できますように!
     




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