So-net無料ブログ作成
カトリック教会 ブログトップ
前の10件 | -

2017年11月のシスターコーナー(シスター小野島のブログ) [カトリック教会]

10月25日にファチマのマリア様を広島教区のカテドラルにお迎えして、ヴァチカンから来られた枢機卿様と駐日大使のチェノット大司教様を初め、日本全国の司教様のほとんどが来広され、教区の司祭、修道者、信徒達もたくさんカテドラルに集まって、大阪大司教区の前田大司教様主式でミサが捧げられ、説教は私達の広島教区長・白浜司教様で、ファチマのマリア様が広島に送られた意味を伝えてくださいました。
    IMG_2495.jpg

平和の為に祈り、犠牲を捧げ、奉仕するように聖母が牧童に伝えられたメッセージを100年経った今、教皇様は、広島教区でその精神が継承されるように託されたことは、本当に「平和の使徒となろう」と言う広島教区の使命をより一層深めるように、そして具体的に生きている事又生きようとしている事を伝えるこの精神を世界に発信するように呼びかけられているとあらためて自覚する機会をいただき、このカテドラルがファチマの聖母の巡礼地としての使命を果たすことになり、この使命の為に毎日聖母の取次を願ってロザリオの祈りを捧げるように呼びかけられていると感じました。
  IMG_2498.jpg  IMG_2496.jpg

9月頃からちらほら、そして10月になって急に赤ちゃんが目立って教会に現れるようになったと感じます。パパやママは皆幟町教会で幼児洗礼を受け、互いに知り合っているので赤ちゃんを連れてミサ後は庭で屯しています。それがなんとも高齢者の多い信者達に喜びを与えてくれます。4~5人の赤ちゃんは、生後10か月~11か月で将来の同級生ですから、幼稚園は違っても、教会学校は一緒にね!と。言い合っています。私の部屋には依然赤ちゃんが床を這いまわり、机の下でママ達の足を捕まえて遊んでいましたので、私の執務室は今でも土足厳禁です。皆が素足で入ります。冬は寒いので電気カーペットを入れてます。
  IMG_2484.jpg  IMG_2501.jpg

昔のおもちゃはまだ戸棚に収めていますが、先日のバザーで久しぶりに赤ちゃん用の縫い包みを買いました。今は10月1日に洗礼をママと一緒に受けた玲君だけが定期的に部屋を訪れています。他の赤ちゃん達も未洗者のパパかママが赤ちゃんと一緒に洗礼を受ける為に大西助祭の所で勉強をしています。少しずつですが、若い夫婦と子どもが教会に姿を現してくれ、大いに希望を感じます。子どもが奇声を上げるのを気にして直ぐに聖堂の外に飛び出す親達には、赤ちゃんも一緒に奇声をあげて神様を賛美しているのだから気を使わないように!赤ちゃん達の声は、教会の未来であり、
希望の星を皆に知らせてくれるから嬉しいのだと伝えています。このように幼い時から教会に来られる子ども達も親達もラッキーだと私は感じます。
    IMG_2505.jpg

今幟町教会では聖堂修築の大工事をしてますが、巡礼者は絶えません。きれいなステンドグラスや、正面の再臨のキリストのモザイクもみられません。パイプオルガンの演奏会もありません。それにもかかわらず、毎日来館者があるのは本当にありがたい事です。
   IMG_2507.jpg  IMG_2506.jpg

庭の枝垂れ桜の葉は、紅葉しつつあり、之もまたきれいです。日本の自然は季節感を現し、本当に心安らぎますね。
     IMG_2511.jpg

最近マンホールに心が向いているのはなぜでしょうか?下ばかり見て歩いているのか?足元が危なくて躓いたり何かに引っかかったりするからかも。そのお蔭で、マンホールの美しさに気が付きます。下をあまり見てなかったので今まで知らなかった世界です。どこにでも宝物がさりげなく気付かれなくても存在していますね。気付ける機会を戴けて感謝!もっと色々見たけれど写真を撮っていない。これからは出来るだけ宝物に気付いたら写真に収めようと思います。見っ放しでは、記憶も薄れて皆さまに分かち合うことも出来ませんね。記憶と言えば、私は物忘れがひどく成りつつあると感じます。そんな時、慌てないでじっくり立ち止まって思い出す努力をしています。時間をかけてフィルムを逆に戻すように努めると大概,どこで何を忘れたか思い出します。そして、「ヤレヤレ良かった」と独り言を言います。忘れっ放しではますます記憶喪失になりそうですから。
  IMG_2508.jpg IMG_2509.jpg IMG_2510.jpg

今朝久しぶりにオアシスを訪れてお茶をいただきました。高齢者が頑張っておられます。ありがたい事ですね。砂漠のような殺伐とした世の中で心癒す場を探しておられる人々の訪問を歓迎し、一杯のお茶を差し上げている80歳代のボランテイア達に脱帽!砂漠のオアシスの体験を味わって、また社会に戻る人々は幸い!
   IMG_2513.jpg  IMG_2401.jpg




2017年10月のシスターコーナー(シスター小野島のブログ) [カトリック教会]

9月に15年使った洗濯機を廃止にして、新しく購入した洗濯機で気持ちよく洗濯できる
ようになった。やっぱり快適。お風呂の残り湯が使えるのは、以前と同じ。もう一つ小さいものにしようかと思いましたが、残り湯を汲み上げる装置が付いていないので、やはり、長く使うものだから節水が出来る物にした。それにしても前の洗濯機をいつ購入したか調べて貰うと15年前。驚きました。長く働いたね~。洗濯機にお疲れさん、ありがとう!と言ってお別れしました。

9月に中学・高校時代の友人の娘さんから「母がホスピスに入った」との知らせを受け、ずっとマリア様の取次を願って祈り続けた。彼女が何を信じていたのかは知らないが、この友人は、2年前に夫の看病が終わった後、娘達に勧められて健康診断を軽い気持ちで検査を受けたら、すい臓癌の末期。「あと3か月半。今のうちに好きなことをしておきなさい」との告知を受けたと言ってメールをくださった。直ぐに彼女の親友と3人で会った。平静で「もう主人も半年前に見送ったし、両方の両親も見送ったのでどうしても私が居なければいけない人はいないから、残りの日々を楽しく過ごすから、小野島さんには死ぬ準備を手伝って貰いたい」と淡々と言った。それでも手術も受け、放射線治療も受けたが進行するばかり。それで、「治療を受けて苦しんでベッドに横になっている時間が勿体ないからもう延命治療は受けない」と決意して、その旨を選択したことを知らせてくださった。
     IMG_2456.jpg IMG_2459.jpg

ホスピスに入る前まで、普通に一人暮らしをし、3人で月一回の食事会を約一年前に始めてからずっと続けた。彼女の親友と私と彼女の3人で懐かしい話をして大笑いをし、こんなに食欲もある彼女がどの様に最後を迎えるのだろうか…?想像がつかなかった。私は広島を長く離れていたので、彼女達との語らいには空白が多く、珍しい思い出話を聞かせて貰うことが多々あった。8月までこの食事会は続いた。「9月に又会おうね」と次回の集いの日を決めた。この日は珍しく食事が進まなかったので、次回会えるのか?「急激に弱るのでホスピスの予約をするように医者から勧められたので決めたのよ」と告げてくれた。9月5日にホスピスへ面会に行った。「最後は小野島さんに頼んであるので安心なの」と娘さん達に告げていたようで、入院の知らせをメールでくださった。とても穏やかで、娘さん達も安心して任せてくださった。毎日の容態をメールで知らせてくださり、それに応じて夜面会に出かけた。ロザリオを握って貰い、私がこちらで祈る。10月5日の最後の夜彼女はそれを握って安らかに逝かれた様だ。最後の数日は娘さん達と良い時を親子で過ごされた。「本当に神様に感謝!」
  IMG_2477.jpg  IMG_2470.jpg

9月18日は、「広島教区の日」を山口教会で、白浜司教様の司教叙階記念と司祭・修道者のダイ・ヤモンド・金・銀祝のミサが捧げられた。私も翠町教会と幟町教会の友人と3人で新幹線で参加した。沢山の教区の信徒さんに会え嬉しい一時でした。カテドラルへ皆が来られるので、私は余り教会巡りをしていない。教区の日と宣言されると動かなければ…との促しを受け、巡礼の気持ちで出かけた。感謝です!そこで会員とも再会。シスター山本の歌の披露もあり、ザビエル記念館ではロヨラの聖イグナチオのご像の前で3姉妹の写真も撮れた。下関に住む二人の姉妹は時々幟町に来るし、私も毎月下関共同体を訪問しているので、同じ教区内でこうして教区行事に参加出来たのは嬉しい事。
    IMG_2480.jpg
   
10月1日には長崎出身の母子の洗礼式を三篠教会で行った。ヴィタリ神父様の日曜日9時のミサの中で10か月の坊や玲君とママの杏奈さんの洗礼で信者のパパは夜勤明けに、車を飛ばして参加。パパの方のおばあちゃんは長崎から前の晩に来てくださり、パパの弟さん夫婦が代母、代父を務めてくださった。今は毎週司祭が当番であちこちの小教区へミサに移動されるので、このようなことも普通になって来るかも。入門講座の仲間達も数名参加。初めて訪れた三篠教会が大好きになり、これから大いに出入りすることになるかもと感想を述べた。

  IMG_2487.jpg

幟町教会の敬老会の当日は大雨警報でたくさんの欠席の電話が入ったにもかかわらず、盛大に行われ、教会学校の子ども達が先輩達を楽しませようと頑張って余興を準備。子ども達の歌やスピーチが会場を和やかにし、教会だからこその共同体的集いになった。
 

当日、病者の塗油を受けた人達も60名を超えた。高齢者達、病人達が長い列を作って並ばれた。

この他、ヴァチカンから派遣されたフィローニ枢機卿様、ヴァチカン大使のチェノット大司教様の司牧訪問の為の来広。大きな教区行事の多い月でした。

白浜司教様が広島に着座されて色々な教区行事と国内の学会(神学学会、教育者学会)参加者の来広も続き、工事現場の教会にも関わらず休むことがありません。

IMG_2462.jpg IMG_2466.jpg

2017年9月のシスターコーナー(シスター小野島のブログ) [カトリック教会]

暑かった8月も終わり、やっと涼しくなりました。と言ってもまだ大雨が降ったり、その後再び暑さが戻って来るらしいですが、今一息入れて次に向かって体力を準備出来ます。感謝!

私は8月23日から今年も修道会が会員の為に企画した黙想会へ行きました。中軽井沢の宣教聖クララ会の黙想の家で、とても涼しい環境で助かりました。昨年は寒くて、床暖房を入れましたが、今年は暑く、冷房はないので、扇風機を時々使いました。でも夜は窓を閉めて寝る程気温が下がります。軽井沢の空気は澄んでいて、気持ちが良いのですが、車が通る表通りに出ると本当に車が一杯で渋滞を解決する為に迂回路になっていて、車の騒音は環境を破壊しています。今年は、散歩に余り出ませんでした。だから熊の恐れはありませんでした!?

IMG_2394.JPG IMG_2398.JPG

浅間山の煙は相変わらず見えますが、携帯の写真には鮮明には映りませんでした。そこら中の花はとてもきれいでした。子ども達の夏休みはもう終わり、通学していました。ランドセルに熊除けの鈴をつけて歩いている子達や自転車通学の子達が、礼儀正しく、道行く人たちに「おはようございます」とご挨拶。徒歩通学の子ども達もヘルメットをかぶっています。浅間山の煙が上がっているからでしょう。いつ灰や石が飛んでくる分かりません。
IMG_2410.JPG

IMG_2403.JPG

道端にたくさんの花壇があり、ほとんどの家々の玄関口には花々が咲いています。自然と共存している環境で育つ子供達は幸せ!と思わず独り言を言いました。


黙想でまず心に響いたのは、強盗に合ったユダヤ人と彼を助けた善きサマリア人の話。(ルカ10/25~37)このみ言葉に留まって思い巡らしました。強盗に合った人に兎に角出来るだけのことをして介抱するサマリア人。彼は一人ですべてを行うことは出来ないので、宿の主人に手伝って貰います。協力者を見付けたのです。

IMG_2422.JPG IMG_2424.JPG

宿の主人も行き成り大きなミッションを受け、引き受ける羽目になりました。人生に於いて時々とんでもないように見える事に関わるよう招かれることがあります。全力を挙げてそのミッションを果たしますが、自分の限界を見極めて協力者を見付けます。サマリア人は自分の果たすべき事の為に、宿の主人に協力を依頼し、瀕死のユダヤ人を託します。彼は旅の帰りに不足分の支払いをすると約束します。それが何か月後何日後かは書かれていません。サマリア人は、強盗にあった人の全快の喜びを一緒に出来ません。それでも良いのです。彼が元気に成れば満足でしょう。
IMG_2433.JPG IMG_2441.JPG

自分一人ですべてするとしたら、自分の限界に直面して疲れてしまいます。また自分の最初から受けているミッションも果たせません。協力者に託すことによって、この協力者も強盗に合ったユダヤ人の隣人になる事が出来ます。今の使徒職に全力を挙げて使命を果たし、将来については、摂理に任せ、次に果たせる協力者を見付けて渡して行くことが大切だと思います。宿の主人は後を引き受ける主キリストだったかも。
IMG_2436.JPG

黙想から戻り、直ぐに日本カトリック神学会学術大会が、カテドラルで行われていて、信者達も講演を聞きに参加出来ると言う司教様からのお招きと言うので、ラッキーでした。

今年から2015年に出された、教皇様の回勅・「ラウダート・シ 共に暮らす家を大切に」を受けて、毎年9月の最初の日曜日(日本司教団決定)を「被造物を大切にする世界祈願日」として教会の暦に入りました。この講演のテーマは環境と平和で、回勅の意義について、イエズス会司祭で、上智大学教授・瀬本神父様が話されました。回勅ラウダート・シの翻訳をしてくださった方で、日本のあちこちの教会でお話しておられるので、何も持たず、頭と心に入っていることを見事にお話しくださいました。この回勅は全人類へのメッセージだと感じました。まだ、読んでない方は、是非一読ください。女子パウロ会の書院で販売中。カトリック中央協議会発行です。
IMG_2453.JPG IMG_2452.JPG

これは私達の生涯の課題です。全被造物を造られた神の願いは皆が共存出来るように、すべての被造物を大切にして、皆が神様を礼拝し賛美し、互いに神と隣人に奉仕できる世界に向かえるよう生活改善を求めていると感じました。神父様は「神との関わり、自然との関わり、人間同士の関わり、自分自身との関わりが大きく問われている。」と大きなチャレンジをしてくださいました。
IMG_2400.JPGIMG_2413.JPG

2017年8月のシスターコーナー [カトリック教会]

2017年8月のシスターコーナー
8月15日、朝7時のミサへ。今日は、早朝から雨が降り、涼をもたらしたので、暑い夏の盛りが終わった感じがします。

ミサの後から聖体顕示が行われました。聖母の被昇天の祝日であり、日本のカトリック教会では、平和旬間の終わりでもあり、日本社会では終戦記念日でもある。お盆休みの人も多い。お店のお盆休みが多いが、デパートは休暇中の人々でにぎわっている。そして銀行や郵便局も開いている。教会では、早朝ミサに来る人、聖体礼拝にやってくる人も居れば、10時や19時の被昇天のミサに
やって来る人もいる。そして、そんな最中に、地下聖堂では、ぺルー人の結婚式も挙げられていた。
IMG_2339.jpg   IMG_2340.jpg

修理中の大聖堂は、工事現場でのミサや見学に来場する人々でにぎあっている。夏中このような現状だが、お盆には帰省中の教会訪問者も懐かしい再会の時を持っている。私達の教会「世界平和記念聖堂」の保護聖人でもある被昇天の聖母の祝日でもあり、私の霊名の祝日でもある。
マリアの霊名を持つ多くの人々はこの日を霊名の祝日として祝っていることだろう。毎年、私は自分の霊名の祝日を特別の形で祝っていない。今日の日は、人との出会いで忙しいので。だからこそこの日を忘れることがない。

   IMG_2348.jpg  IMG_2349.jpg

一昨日13日から昨日14日は、下関での共同体の集まりをする為に出かけました。夜はまず、海峡花火大会を労働教育センターの庭からたっぷり見させて貰った。これは見事!門司と下関の両護岸から15000発の花火が打ち上げられる。連続で思い切り打ち上げられるので、皆、固唾を呑んで感動しながら静かに空を見上げていた。

IMG_2377.jpg   IMG_2386.jpg

翌朝、細江の教会のミサに出かけた。小聖堂でのミサは主任司祭・百瀬神父様と信徒15名で捧げられた。この中で三位一体のシスターが2名、小さき姉妹会のシスターが3名援助修道会の3名が入っている。ミサの中でここでも当然だが、私達の教区長・アレキシオ白浜満司教様の為にも祈った。なぜか幟以外でのミサに与ることが少ない私は、ここも広島教区だ!と実感し感動しました。教区内の小さな教会をもっと回ってみたいとも感じた。連帯の為に!いつか実現させてもらえるだろう。

14日は共同体の集まりで、色々と管区との関係や総本部との関係で話し合う必要があり、お昼過ぎまでかかった。やっとブログ更新出来る時間が取れる!
IMG_2371.jpg 

8月5日・6日は例年通り凄い巡礼者で教会は一杯だったが、今年は、6日のミサで朝8時からの、原爆・すべての戦争犠牲者追悼ミサと9時半から主日のミサが捧げられたので、混雑が例年より避けられたと感じました。

5日の夕方のミサで、今回初めて沖縄の教区長・押川司教様が説教をしてくださり、沖縄のこれまでの苦しみと今なお続く苦しみを語られ、もっと沖縄を近く感じ、沖縄を通して、今の世界中で小さくされている兄弟・姉妹達の現実を突きつけられました。

6日には、私はいつものように、6時15分からの平和公園の原爆・供養塔前での「宗教者平和の祈り」に参列した。神道グループ、仏教グループ、キリスト教(プロテスタント・カトリック合同)グループ等が、原爆犠牲者を思い起こし、冥福を祈り、平和を祈った。毎年、この祈りに参加するが、いつも各大臣(と言っても代理人だが)や議員達が献花するのに不快感を抱く。でも誰であっても犠牲者の為に祈るのは良いことだと自分に言って聞かせた。

IMG_2357.jpg  IMG_2358.jpg

今年の平和行事のテーマは「ラウダート・シ」私の主よ、あなたはたたえられますように~共に暮らす地球で~ 5日の開会は、このテーマでシンポジュームが開かれた。パネラーは、名古屋の教区長・松浦悟郎司教様、韓国司教会議生態環境委員会総務・ソウル環境司教委員長・リージャイ ドン神父様、上智大学教授・イエズス会の光延一郎神父様の3名。13時から、暑くてたまらない時間帯でしたが、皆食い入るように講話に耳を傾けました。神が愛して創造された地球環境を、治めるように任された人間の責務についてどれもずっしりと重い、チャレンジを受けるものでした。一度聞いて分かるものではなく、国境を越えた連帯生活の在り方を今後も皆で考え実践して前進するよう招かれています。

IMG_2361.jpg

今回は、韓国からの参加者が多く、通訳が付いたので、とても協働の実感を抱きました。これから一緒に前進しなければ・・・と。

  IMG_2367.jpg

6日の夜、今年も恒例のフォーレのレクエムが音大同窓会主催で演奏されました。工事現場であっても、パイプオルガン演奏も実現し、素晴らしいスピリチュアルコンサートでした。

こんな行事の中での出会いが又素晴らしく、神様は生きている!私達の内に!と感じました。老若男女、民族間の国境はなく、皆の心が通じ合える信仰の友達との出会いは、青年達が作って発売したTシャツの言葉「yes!peace」を実感しました。暗い世界の現実を前にして、希望をもって信じて参りましょう!

  IMG_2389.jpg

2017年7月のシスターコーナー(シスター小野島のブログです) [カトリック教会]

2017年7月のシスターコーナー(シスター小野島のブログです)
長い間の沈黙、ごめんなさい。6月にはブログ更新が出来ませんでした。その理由は、今からのブログ更新でお分かりいただけると思います。

6月は、修道会の用事と、生涯養成の一環としての同世代の会員達との集まりに参加し、
帰宅した翌日には、台湾へ飛びました。これは、修道会がフランスで創立されて、最初に中国へ派遣してから150年になる今年、台湾でその恵みを感謝する集いが行われました。

IMG_2267.jpgIMG_2269.jpgIMG_2268.jpg IMG_2266.jpg

1867年に中国大陸へ派遣された会員達は、貧しい子ども達の為の学校や診療所を開設し、女性達の技術訓練などを幅広く行いました。外国人宣教者達は、やがて政治状況の変更から、宣教者達は国外に出ることが求められました。その後、新しく日本管区創立の為に来日したグループに合流した宣教者達もいます。そして、中国人会員達は、上海に残ることを選び多難な生活を同邦と共に歩み続けました。
IMG_2271.jpg IMG_2274.jpg


そして、今から50年前に、台湾の創立が実現しました。会として中国宣教150周年を祝い、実りとしての台湾創立50年を祝う為に、インド・中国管区の会員と日本管区の会員を代表して、アジアの宣教グループとして祝いを共にしました。インドからは若いインド人のシスター、宣教女として働いているルーマニア人のシスターとイタリア人のシスターと責任者のドイツ人のシスターが参加。香港からインドネシア人のシスター、日本からは、管区長・シスター久守と50年前の創立に関わったシスター谷口(今、楠木在住)と戦争中台南で生まれた私が参加させて貰いました。創立当時の使徒職は台北と新竹に幼稚園やクリニックと教会での司牧・宣教の手伝いだったようです。シスター谷口は30歳代で派遣されたので、バッチリ習った言葉がどんどん出て来て自他ともにびっくり。

IMG_2282.jpgIMG_2284.jpg

お祝いが終わった翌日、皆でチャーターされたバスに乗って新竹に出かけ、歴史の旅をしました。
私は1980年に台湾訪問をしたことがありますが、詳細は覚えていません。今回、国際チームの皆で一緒に行くことが出来て良かったです。異なる感受性や好みが良く分かりました。

IMG_2287.jpg IMG_2288.jpg

途中、新竹出身の会員の兄弟の家を訪ねることもできました。トイレを借りると言う口実でおしかけ、会員の弟さん夫婦と妹さんと出会い、客家民族の食事を出すレストランで食事をしました。弟さんの民謡も素晴らしいでした。彼は、いつも色々な賞を貰う歌手だとか。

IMG_2290.jpg

その後、皆と別れて、私は、一つの個人的な目的を実現させる為にお願いしていた、台南への旅に出ました。通訳に台北から同伴をお願いしていたシスタークララは、ご自分の大学時代の同級生が台南に住んでおられるので、案内を頼んでくださったのです。「リンリンさん」と言う学校の先生で、彼女はご自分の弟さんの同伴を取り付けて、(この方も美術の先生で2年前に定年退職)第一日目はこのお二人で、私の出生地を昔の住所が今何と呼ばれるか、どこに位置するか、今は便利なGPS携帯で調べられるのですね。これは日本人の友人めぐみちゃんが、調べてくれました。彼女も一緒に台南へ。摂理的に、5月からご主人と台北に住んでいるのです。台南は台北から新幹線で2時間10分。日本の新幹線とそっくりの電車でした。

IMG_2297.jpg IMG_2301.jpg 

IMG_2302.jpg

1932年に創立された日本人「林」の名を持つ林百貨店にまず行きました。町の真ん中で、見事な百貨店。今でも営業しているのですから。この百貨店の屋上には神社が祭られ、日本的なまま。
その屋上に案内され、直ぐそこに見えるクレーン作業を指し示して、「あれが、あなたの生まれた地だよ」と言われました。彼は少しずつ案内を準備してくれたようです。周りには高いビルが並んでいました。

IMG_2304.jpg

めぐみちゃんが直ぐに、「きっと、シスターのお母さんはこの百貨店に買い物に来られたと思うよ」とつぶやきました。そう言われると急に近くに来ている実感が湧いてきました。

IMG_2286.jpg

私には今の呼び方の住所は中国語で良く分かりませんでしたが、6番だけど、数年前にここの家は解体されたので、住所のタグはない。それで、家の向かいの壊れかけた門に貼ってある住所5番のタグを指さすように求められ、「その向かい側が6番だよ」と言われました。そこは草ぼうぼうの空き地。近所の人がやって来て、この地の戦後を語ってくださり、英語に訳して貰ったところによると、日本人が戦争に負けて台南を去った後、この地は政府のものになったが、放置されていて、11家族の人達がこの家に住みこんだ。そして、つい最近5~6年前に立ち退きになって家が取り壊され、この土地は三越デパートに売却されたと言う。向かいや周辺はぼろぼろの家で、誰も住んでいないが、取り壊されぬまま、まだ放置されていると言う。門の中の家はぼろぼろになっていても、
日本の家の佇まいだった。

IMG_2310.jpg IMG_2311.jpg

この旅を実現させてくださった方々に感謝!思い出すことは何もないが、この地に私が母の胎内に居る時に、東京から移り住み、生まれて9か月目に父は戦地に召集されたと言う。だから父はここに一年位しか住んでいない。母はこんなに広い家に、二人の子どもと住み続けたのだ。母が一度私に言ったことがある。「会社から与えられた家は、なぜか広く、お父さんが出兵してからは、子どもと3人で住むようになって怖かった」と。母は日本に引き上げるまで4年位そこに住んだ。原爆投下の半年後、私は3歳になったばかり、兄は5歳になったばかりで、そこから原爆の焼野原に移り住んだ。今回のように当時をゆっくり思い巡らしたのは初めてだ。母の広島の実家では、母に「みごもっている子を広島で出産してから台湾に渡るように」勧めたらしいが、母は父と一緒に今台湾へ渡らないと、出産してから二人の子を連れて戦争の最中に行かれなくなると言って決行したと言う。そのお蔭で私達は生かされている!そして、父は私の顔をみて、9か月間でも私を世話してくれて旅立つことが出来たのだ!神様の摂理は素晴らしい!人生は本当に神様がすべてを準備してくださるように歩ませてくださっていると実感した旅でした。

IMG_2313.jpg IMG_2317.jpg

修道会が150年間中国大陸での宣教を通して受けた恵みを神様に感謝し、私の74年間の歩みもあらわにしてくださり感謝です。

IMG_2324.jpg IMG_2320.jpg

皆様いつもブログを訪問してくださってありがとうございます!いつも定期的に更新出来なくて済みません。これからも細々とでも書き続けます。来月は、早目に書きたいと思いますが…。よろしく!

暑さに負けぬようにしっかり互いに対策を練って頑張りましょう!そして平和行事の為に来広する巡礼者の為に祈りましょう。

トラックバック(0) 

2017年5月のシスターコーナー(シスター小野島のブログです) [カトリック教会]

5月は本当に自然の美しい季節で、青空もきれいだし、花や樹木は生き生きと神への賛美を歌っています。マリア様の月なので。入門講座から復活祭に受洗した人達にロザリオの祈りを紹介し、第一回目として、一緒に唱えて一環を捧げました。以後、各自続けてロザリオの祈りを唱えてマリア様と親しくなりますように!

教会の境内は耐震工事であちこちガタガタしていますが、自然の美しさで皆の気持ちが高められ、本当に爽やかな気持ちの良い日々を過ごしています。

IMG_2200.jpg  IMG_2216.jpg

先日ある日、境内でドローンがまさに飛び立とうとするところに出くわしました。世界平和記念聖堂の屋根を上空から撮影する為と言う。屋根の修理もあるのだろう。そして更なる年も、世界の恒久平和の為に祈りの殿堂として、又安心して集うこの大聖堂が増々平和を発信する友愛の場となりますように!
     IMG_2213.jpg

5月に入ってまず、3日の津和野の乙女峠祭りに今年も参加しました。教会に朝7時15分に行くと、既にチャーターしたバスに皆が乗り込んでおられました。今年はバスで行く参加者39人。誰も遅れることなく定刻に集合し出発しました。39人の参加者は、フィリピン人と日本人が半々でした。車内でのロザリオの祈りも、先唱者の提案で、日本語と英語を交互に声を出して唱えました。自然な形で国際的な共同体を皆が実感しました。
  IMG_2184.jpg  IMG_2188.jpg

途中の交通事情で、今年は少し遅れて津和野教会に到着し、行列は既に始まっていました。しかし、ロザリオの祈りを皆で唱えながら山頂に向う行列には十分間に合いました。山頂に到着すると本当に満員であちこちの隙間に各自で潜り込んで炎天下でのミサに与りました。毎年、皆が喜んで全国から結集し、殉教者からのメッセージに耳を傾け、彼らの神への燃える愛に思いを馳せます。

IMG_2193.jpg  IMG_2194.jpg

今年は、浦上四番崩れ150年目に当り、津和野教会の主任司祭・山根神父様SJの呼びかけで、ここ津和野に153名の信徒が留配されたこと、そして、彼ら「殉教者の生き方から学びながら、信仰の道を共に歩み続け」ましょうと。

老若男女が小さな折り畳みの椅子に腰を下ろし、沈黙の内に思いを馳せるとき、本当に、信仰を生き抜いた殉教者の精神が伝わってきます。今年から「津和野の殉教者達の列聖を求める祈り」を皆で唱え始めました。昨年、高山右近の列福式が終わり、次は津和野の殉教者達の信仰告白を味わう年です。

信仰を生きて証しした殉教者達が身近におられるのは本当に恵まれています。私達は今、現代社会でどんな信仰告白が求められているのでしょうか?命がけで復活の主を証しするよう招かれている私達は、もっと一緒に祈り、社会に向かって福音を発信するように招かれている…と感じました。

この日は憲法記念日でもあり過去繰り返した戦争の残虐な結果を味わった体験を通して実りとして皆の心からの叫びとして憲法にはっきりと明言されている戦争放棄を生き抜くことこそ大切で、そのためには色々払うべき犠牲もあります。しかし、今、理想を捨てて暴力に走る現実を正当化する為に憲法改正を闇の子らは叫んでいます。非暴力に徹するキリストに従う者として私達ははっきりと自分達の立ち位置を表明する時が来ているのではないでしょうか?


12日に幟町教会で広島地区の女性連合の総会が行われ、白浜司教様の「教区へのチャレンジ」のステップについての説明を聞き、教区のこれから皆で共に歩もうとしている道が示され、、教区創立100周年(2023年)に向かって希望を感じました。

今年からの3年間、「教会へのチャレンジ」として「祈る使命」「よりよく使命を果たす体制作り」「協働体制の導入」というチャレンジを具体的に提示されました。修女連でも同じチャレンジを聞きました。教区のあちこちでこの教区の意向と移行をよく理解して、皆で力を合わせるよう招かれています。

大きな改革が必要でしょう。高齢化した教会で、今こそ取り組まなければ、手遅れになると感じました。司教空位のときを経て、今こそ「ときの人」と言える司教様が派遣され、教区が新しい歩みへ向かって動き始めたと感じます。今から~。若者達も若い司教様に、吸い込まれて群がっている雰囲気が醸し出されています。霊の息吹が感じられる新しい教会の歩みで、見ているだけで
嬉しくなり、「神に感謝!」しています。

私は今月から、下関へ修道会の共同体の集まりに行き始めました。幟町と下関が一つの共同体で、今までは下関から幟に毎月一回来て貰って、共同体の集まりをしていましたが、今度は私が行くことも…と思い神輿を上げました。下関へは、新幹線「こだま」しか停車しませんので、長旅でとても不便に感じました。

しかし下関の海に近い町は活気がありますね。唐戸市場に広島に帰る前に行きましたが、海を見て感動。魚も美味しそうですが、観光地でやはり高くて手が出ませんでした。フランシスコ・ザビエルが下関に上陸された地と思うと特別な感謝もあります。これから時々訪問して、色々学ばせて貰います。

IMG_2211.jpg  IMG_2210.jpg

世界平和を祈る意向を持つ毎月の祈りの集いでは、チラシの効果もあって、毎月参加者が増え、5月は20人。静かに反復しつつテゼの祈りを歌って心を神に向け、今の自分のすべてを捧げるのも、その後のガイド付き黙想の時間も深い静けさに包まれて、皆の心に神様が触れてくださる体験です。地下聖堂には祈りが浸み込んでいるので、ローソクだけの光の中でグループで祈るのは、一人一人神様と自分の特別な時間として神様の愛の霊に触れていただき癒されます。ご都合のつく方は、どうぞ一度皆で祈る体験をしに来てください。
    IMG_2214.jpg

ブログ更新の時間が取れずに、5月も終わりそうなときになってしまいました。ごめんなさい!では皆様、聖霊降臨を切に祈りつつ、残された5月の季節を楽しみましょう!










トラックバック(0) 

2017年4月のシスターコーナー [カトリック教会]

4月は春爛漫という言葉通りにあちこちで桜だけでなく色々な緑と花々が自然界の新しい
息吹に喜び踊っているようですね。
    IMG_2157.jpg

幟町教会でも、寒い冬の間、カテドラルの修築工事で暖房が効かず、冷凍庫の中での典礼
や足場が危なくて境内はいつも緊張している感が強かったのですが、今はほっと一息して、
庭の枝垂れ桜に癒され、庭の棕櫚は枝の主日の為にすべてを捧げてスッキリしているので、
私達も、断捨離をもっと生きなければと大きなチャレンジを受けて新学期を迎えました。
断捨離は私達の心を自由にしますね。新しい招きと新しい発見を楽しみたいです!

    IMG_2156.jpg   

3月後半に、援助修道会の比較的若い姉妹達の「アジア会議」が行われ、京都・唐崎のノート
ルダム教育修道会の祈りの家で、25~6人集まり、その後広島へインド、香港、台湾、日本の
会員達が移動し、広島に居る高齢会員との出会いの時を持ちました。広島では、牛田の神田
山荘に一泊。2~3人ずつ和室で雑魚寝と日本の温泉体験をして貰いました。神田山荘に来る
前に長束を訪問し、アルペ神父様の活動について話を聞き、原爆投下直後の活動と三篠修道
院崩壊により長束に身を寄せてアルペ神父様の救助活動を手伝った初代の日本管区の修練者
達について聞き、神田山荘へ。被爆者が今日愛用している施設を見て、そこに宿泊し、翌日
は平和公園と世界平和記念聖堂の地下聖堂で祈りの時と多目的ホールで先輩達の原爆体験や
広島の復興の為に生きた体験を聞き、宮島へ。一泊だけの濃縮した時間をフルに使って若者
達は出発しました。嵐のように押し寄せ、嵐のように去って行った出会いで、「来て嬉しい
帰って嬉しい!」体験でした。

  IMG_2131.jpg   IMG_2129.jpg 

インドや台湾や香港で少人数で過ごしている若い会員達にとって、限られでいますが、国際的
な体験で、広がりを感じ、これからの大きな力になったとの感想を残してくれました。私達に
とっても若い会員がこれから世界の為に働く会員になるように祈り続けることが出来ます。
どこの国で養成を受けようとも、私達は、その国だけでなく「世界の援助修道会会員となるよう」
養成されます。
    IMG_2123.jpg

4月12日の聖水曜日に、広島教区で働く司祭達が集まって、聖香油のミサが捧げられました。
司祭職への招きは本当に人知を越えた、教会共同体への神の招きだと改めて感謝。司式者が最初に
伏して恵みを願う姿に感動し、この招きの恵みを神に感謝!広島教区で働く司祭達は、広島教区司祭、イエズス会、淳心会、ミラノ宣教会、フィリピン宣教会、釜山教区など海外からの宣教者によって成り立っている事を改めて司祭団の退堂の時、実感しました。信徒も普遍の教会への招きを感謝し、広い心で全世界の為に祈り働くように招かれているのですね。

聖香油のミサの後で、昨年度の司祭修道女のダイアモンド、金、銀祝の祝いをしました。援助修道会も3人の姉妹がお祝いして貰いました。神の恵みに感謝!

   IMG_2152.jpg    IMG_2161.jpg

聖週間の典礼は本当に、私達がキリストに招かれた恵みを深く理解するよう毎夜導かれ、特に聖なる三日間は最高潮です。それは長い冬から解放されて春を楽しみ、喜び踊る時への招きだと感じます。
   IMG_2159.jpgIMG_2164.jpg

今年は復活徹夜祭に18人の志願者達が洗礼を受けます。一人一人のこれまでの人生に色々なことが
あったでしょう。そして、その体験を通して、キリストが一人一人を招き、ここまで導かれました。この体験を振り返ると本当に誰もが、必要な時に必要な出会いや出来事を体験したことに気付きます。この恵みを回顧することで、将来の保証をいただきます。ここまで導いたお方は最後まで責任を持って完成するまで同伴し、全ての体験を善用して救い、ご自分の元へ引き寄せられることを信じて前進しましょう。新しく共同体に入る皆さんと一緒に、幟町教会共同体の皆様も、新しいリズムに入れますように、よろしくお願いします。

主キリストのご復活おめでとうございます!アレルヤ!



トラックバック(0) 

2017年3月のシスターコーナー [カトリック教会]

3月はもう終わろうとしているのに、私はまだブログの更新が出来ず、申し訳ありません。今日はどうしても書きたいと思い、家でパソコンに向かいましたが、次々と電話や来訪者があり、騒がしいことです。世界平和記念聖堂の耐震工事も毎日大きな作業をする人々が大きな機械を使って大工事をされている姿を見ると頭がさがります。詳しいことは分かりませんが追加工事が必要になり、工事が一か月位遅れているとか。それでも、教会のニードにも応えてくださり、聖堂内の足場が取られ、半分になっていたベンチも元の姿に配置され、久しぶりに聖堂内は落ち着きを取り戻しました。聖堂内のステンドグラスは取り外され、修理に送られている為に、プラスチックがはめられ風は吹き込まなくなっていますが、「すっぴん」になった聖堂は寂しいです。
聖堂見学に来られた方に、約二年後に工事が終わる予定ですから、きれいな聖堂を見に又来てくださいと応対しています。

3月2日には、長束黙想の家に長くおられ、昨年末にロヨラハウスで亡くなられたイエズス会の瀬戸神父様の追悼ミサが祇園教会で行われ、東京での葬儀に参列出来なかった者達で、瀬戸神父様の安息を祈り、同時に長い間お世話になったお礼をミサの中で伝えました。しっかりとチャレンジもしてくださり、ユーモアのある心暖まる説教や具体的な前進に向かう霊的指導をしてくださる神父様でした。動物好きで、臆病な愛犬シェパードの話や定住してしまった野良猫親子の話やこっそり餌を与えておられる姿などが懐かしく思い出されました。ある友人が神父様は地に足をしっかりつけて生きておられるのに感動して「偏平足の神父様」と呼んでいました。私たちが若い頃、宙に浮いた私達の足をしっかりと地に着けて歩くように指導してくださったからです。
IMG_2098.jpg IMG_2099.jpg
IMG_2100.jpg IMG_2103.jpg

3月4日の土曜日に、白浜司教様を囲んで映画「沈黙」の感想を分かち合う集いが行われ、その後で、司教様が出津から仕入れて下さった「ドロ様ソーメン」を皆で戴きました。この集いの初めに三つの点の約束を参加者皆はしました。①心を込めて聞く ②福音を聞くように聞く(コメントはしない)③人格を認め合い尊重する。(ここでの分かち合いを外で話さない)

そうめんを準備してくださったボランテイアによると35食準備し完食とか。老若男女マリアホールに集まって真面目で楽しい集いでした。信仰を問い直し、分かち合いに耳を傾けつつ、大いにチャレンジを受け、今日の宣教の課題を感じた人、今日の迫害の形を見つめた人もいました。司教様は最後にご自分の分かち合いをし、それをまとめとして終わりました。

皆さんも色々周囲の人々と分かち合われましたか。生き生きとテレビでも新聞でも取り上げられた映画「沈黙」ですが、現代社会では、私達は、大切な時に沈黙出来ない程病んでいます。時の幅の中で解決されることを信じて黙する必要がある時に性急に、無益に論争し、相手を糾弾し、自分の中でしっかりと沈黙して味わう必要を認めることから逃げている場合が多いと思います。しかし、この逃げも大切で、後にそれが善用され、救いの道への大切なポイントに気付くチャンスを作ってくれるのだと実感しました。どこまでも神の摂理の中で活かされているのですね。皆の中に燃えている物を感じながら、神様は皆の中におられ、近くに一緒に居てくださっているのだと。

3月11日~12日の教会黙想会は、今年初めて釜山教区出身のアンドレア金神父様指導で行われ、復活後に釜山へ戻り、新しい生活をされる金神父様がカテドラルに大きな声を響かせて全精力を投じて歌も説教もミサも新鮮でした。でも若い人はほんの少ししか来ませんでした。これが日本の教会の実態でしょう。年配者が喜び湧いているのは良かったと思います。「エネルギーをいただきました!」と金神父様と感謝の握手を交わしている高齢者が多いのが印象的でした。広島教区では若い日本人司祭は少なく、フィリピン、韓国、アフリカ(コンゴ)、ベトナムからは若い神父様ばかり。日本の教会は世界中から来てくださる宣教者のお蔭で今日続いています。早く日本から、広島教区から、海外に司祭を宣教者として派遣出来るようになると良いですね。

IMG_2106.jpg

それと司祭不足と言われていますが、司祭でなくても出来ることまで司祭の手に置かれていることも多く、少し信徒使徒職の在り方を皆で考えられないか最近、痛感することが多いです。責任分担が司祭団の中で出来ると、信徒も動き易くなるでしょう。おこがましい事を言ってごめんなさい!


昨日・3月20日(月)は岡山教会で、ベトナムから9年前に広島教区の神学生になる為に来日し、9年間の修行の日々を過ごし、待ちに待ったロイさんの司祭叙階式が実現し、ぺトロ ホアン・ドウク・ロイ神父が誕生しました。白浜司教様の教え子で、神学校時代のロイ神父のご苦労と忍耐と努力と不屈の精神を見て来られた白浜司教様は当時、こうして彼の叙階式を執り行うとは夢にも思われなかったことでしょうね。ご両親の喜びを思うと、私達は胸が一杯になりました。三末司教様が天国で喜んでおられることでしょう。ベトナムからの召し出しを初めて受け入れ支え育てておられたので、トウアン神父様に次いで、ロイ神父様は、広島教区で二人目のベトナム人司祭誕生だと思います。
IMG_2109.jpg IMG_2114.jpg

IMG_2116.jpg

IMG_2117.jpg IMG_2118.jpg IMG_2119.jpg


最近はベトナムからの留学生が沢山広島大学や国際大学に来ていて、幟町で毎月一回ベトナム語のミサがある事が次々と伝わり、100人位の共同体になっています。実習生もいます。その内にロイ神父様も幟町教会にミサに来てくださることでしょう。日本の教会の外国籍の信者人口が増え、少しずつ日本の教会に大きな影響を与えてくださっていますね。ありがたい事ですね。違いは豊かさをもたらし、心も広げられますね。良い四旬節を続けましょう。今年は、洗礼志願者が19人、毎週聖堂の最前列に座りミサに与り、準備をしています。皆で新しい共同体メンバーを歓迎できますように!
     




トラックバック(0) 

2017年2月のシスターコーナー(シスター小野島のブログ) [カトリック教会]

昨年10月から遅ればせながら、木曜クラスで教皇回勅「ラウダート・シ 共に暮らす家を大切に」の輪読読書会をしている。環境問題に日頃から深い関心を持つ女性達なので、この好機会を感謝している。教皇様のあらゆる分野との関連付けに皆が感動し、深く共感して読み進めている。私をはじめ皆が素人なので、しばしば止まって分かち合っているうちに夢も広がってくる。この回勅に出て来る言葉の専門用語の参考書があると有難いとも話しているが今まだ見つかっていない。
IMG_1979.jpg  IMG_1987.jpg  IMG_1988.jpg

一月の中半から帯状疱疹にかかり、今もう一か月近く注射や薬の為に病院通いをしているが、体の強さと弱さを知る良い機会をいただいている。この帯状疱疹はフランスからの客人を長崎へ案内する日から始まった。巡礼に影響を与えないように無言で痛みを抱えつつの巡礼だったのも意味ある事。

シスター山本が全行程を運転してレンタカーでの生月博物館、平戸の宝亀教会や、田平教会、ドロ様記念館、遠藤周作記念館、バスチャン屋敷跡、長崎市内に向かいつつ、河内峠、大バエ灯台、平和公園、中町教会、26聖人記念館等を巡礼した。山あり海ありの美しい自然を見ながら殉教者に心を向ける。長崎出発前にヒロシマを見せた。フランス人にどれだけ理解出来たか私には分からないが、新しい文化に接して、きっと色々な発見をされたことだろうと思う。
IMG_1999.jpg  IMG_2009.jpg  IMG_2013.jpgIMG_2017.jpg IMG_2025.jpg IMG_2026.jpg IMG_2032.jpg IMG_2039.jpg

2月に入り、急速に高山右近列福式に向けた動きを幟町教会で感じ、忙しくなった。右近が亡くなった地・マニラの大司教タグリ枢機卿様が広島のフィリピン人共同体を訪問。良い出会いの時を持った。私も参加させて戴き感謝。昨年のフィリピン・セブ島での国際聖体大会での基調講演をなさった神学者達の一人だった。今回の広島カテドラルでのミサとレセプションに参加してあらためて、フィリピン人共同体が、広島だけでなく、日本社会で大きな貢献をしていると実感した。苦労しながら信仰に前進する力を求めて頑張っている女性達は、本当に「宣教者」だと思う。私達をほっとさせる明るさが教会を豊かにしているし、信仰生活を助けてくれている。侍者達もほとんどダブルの子ども達で、将来が楽しみだ。二つの文化を持つ豊かさが信仰生活の証しとなっている。多様性は真に豊かさをもたらしている。
IMG_2056.jpg IMG_2065.jpg


先日の高山右近の列福式に参列させて貰い、恵みとしていただいている信仰の力に感動した。丁度長崎巡礼をした後で、殉教による信仰の証し人に心を馳せる時が続いたお蔭で、ずっしりと今日の世界における信仰の証しについてのチャレンジをいただいた。今置かれている場、派遣されている所で、毎日信仰を証しすることの大切さ。目立たない日常の中で、私達もしっかりと神への信仰による応答を生きることで、神様を証しする使命を果たす道具にしていただけるのだと。信仰を生きることが福音となるように派遣してくださる方がしてくださる。
IMG_2067.jpg

そんな時に、入門講座に11月まで来ていて、出産の為に長崎に帰っていた方が、3か月の坊やを連れて、昨日夫婦で来られた。パパは坊やを一日中見ていても飽きない。勤め先で休憩時間には携帯を出して、幼い息子の動画を見ていると言う。幼子を眺めて、今は泣いても笑っても嬉しい両親。その内色々なことが出来るようになると、あれが出来る、これが出来ない・・・と要求が出て無条件に愛せなくなることが多い。今の坊やの存在そのものが嬉しい気持ちを持ち続けて欲しいと私が感じていることを伝えた。
IMG_2072.jpg

今日は、広島では、恒例の広島キリシタン殉教者記念ミサが行われた。2008年に長崎で列福された福者の中に広島の河原で処刑された3人の福者・福者フランシスコ遠山甚太郎、マチアス庄原市左衛門、ヨアキム九郎右衛門を讃えて、彼らに倣って信仰を生きられるように祈りました。
IMG_2078.jpg

白浜司教様は、ミサの後で、信仰の証しについての講話をしてくださいました。信仰の証し人である殉教者達。誰にも気付かれない、キリストの為に命を差し出す毎日の信仰生活の大切さを改めて気付かされました。


トラックバック(0) 

2017年1月のシスターコーナー(シスター小野島のブログ) [カトリック教会]

皆様、新年明けましておめでとうございます。クリスマスはいかがでしたか?そして、どんなお正月をお祝いされましたか?毎年のようにお正月は大いなる喜びと同時に、事故や事件で悲しい出来事も続きます。世界的にも暗いニュースもたくさんありましたね。そんな暗い所だからこそ、今年も進んで明かりを灯しましょう。真っ暗で良く見えないからこそ希望しましょう。

IMG_1933.JPG IMG_1932.JPG IMG_1929.JPG

幟町教会では、11月から工事準備の「砦」が築かれ、境内のそこら中が危険視されるような環境でしたが、心配を吹き飛ばすような和やかな雰囲気で、クリスマスも新年も迎えることが出来ました。「工事現場」にも関わらず、沢山の信者達と市民の方々も一緒に祈るひと時を共にしてくださいました。

お正月は、帰省してくる家族達で教会は賑わいました。懐かしい人々との再会は皆に大きな喜びを与えてくれました。中でも幼い子ども達を連れて帰省して来られるカップルには大いに頭が下がります。大変な混雑の中を往復されるのですから!短期間の滞在ですが、3世代、4世代が喜びの記念撮影を教会でされるのを見るだけで感動し、「故郷に戻れてよかったね!」と思わず叫びました。幼い頃に侍者をしていた姿を思い出し、立派なパパやママになっているのですから・・・。次世代も教会共同体の体験を持てるように願っています。

クリスマスも新年も白浜司教様を迎えて感謝の祭儀を捧げることが出来、皆の顔がほころびました。「長い空位を待ったかいがあったね!素晴らしい司教様を神様が送ってくださり神に感謝!本当に嬉しいね!」と互いに喜びを分かち合いました。

     IMG_1938.JPG

今年は、フィリピンの人々と共にベトナムの人々の参加が目立ちました。昨年から急速に、ベトナム人共同体が膨れ上がり、今年は、クリスマス前の台所や会場準備の手伝いに、ベトナム人大学生が20人位参加してくださり、こんなに広大や国際大学に留学している学生がいるのだと知りました。一緒に来てくださった先生も(ベトナム人の女性教授です)8年も広大で教えておられるとのことびっくり!どんどんカトリック教会の存在、ベトナム語ミサがあること等が口コミで知らされ、研修生だけでなく博士課程の学生などがこのように沢山出現され、まさに私達にとって、「信徒発見」の体験です。急に東広島が近くなりました。これからどの様に発展していくのか楽しみです。

IMG_1935.JPG IMG_1936.JPG

そんな中で、私は、中国からエリザベト音大の博士課程に留学している学生達にも出会う機会を貰いました。おせち料理を体験させてあげたいので通訳をして欲しいと依頼され、中国語の通訳者が確保出来なくて、仕方なく英語で我慢していただき、私も貴重な体験をさせて貰いました。それだけでなく、私までお節を、日本料理店でご馳走になりました。元旦早々ラッキー!

IMG_1943.JPG IMG_1946.JPG
IMG_1944.JPG IMG_1947.JPG

元旦には、教会で11時の世界平和のために捧げられる新年ミサに与った後、有志が作ったぜんざいやふろふき大根や、色々な飲み物で乾杯!一人住まいの人々に私も呼びかけていましたの、教会共同体を感じて皆で年始の挨拶を心起きなく交し合う元旦を楽しみました。ここでたくさんの友人達との再会が実現します。其れ目当てに帰省する人々もいますので、嬉しい事。いつからかこのような集いが伝統的に受け継がれているのです。

年末にたくさんの大きなカレンダーをいただいたので、皆に配り、私は、楠木修道院にも届けに3日に行き、タイミングよく姉妹達と昼にお節を祝いました。80代のシスター達の7人の共同体のお喋りも又面白い。私の突然の訪問をとても喜んでくださり、聖堂のクリスマスと新年の飾りつけもとても手の込んだもので、しっかりと写真を撮らせて貰いました。

IMG_1956.JPG IMG_1954.JPG IMG_1959.JPG

そして午後3時頃幟町教会に戻ると、青年達が鍋で新年会をしていました。これもタイミングよく声をかけて貰って参加。司教様も顔を出してくださり、三々五々お喋りや庭でボール投げをして寛いだ時間を過ごしました。働く青年達の話はとても貴重です。国家公務員の話、介護の話、それに学生達の心に係る話など。それに映画「この世界の片隅に」を鑑賞した人たちの感想。「広島人だから感想も又ひとしおだと・・・。」私はまだ見ていなかったので、大急ぎで夕方チケットを買いに行き、今日4日に鑑賞しました。

次は「沈黙」を鑑賞して分かち合いをしようと青年達と司教様は話していました。私も又タイミング良く参加できると嬉しいけど。クラスが始まるとどうなるか?

IMG_1961.JPG  IMG_1962.JPG

今月中には、聖堂内のステンドグラスの取り外しが行われる予定で,堂内は、足場が組まれるので狭くなります。寒い時なのでどうなるのか?どんどん補修工事も進み、皆で現場で祈り続ける冒険の旅に出ます。無事をお祈りください。



トラックバック(0) 
前の10件 | - カトリック教会 ブログトップ