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2018年7月のシスターコーナー(シスター小野島のブログです) [カトリック教会]

7月はどんどん早く過ぎている感じです。6月28日に故三末司教様の3回忌を、白浜司教様と司祭達と職員達とで白浜司教様のチャペルで追悼ミサを捧げました。本当に懐かしい三末司教様!あれから色々世界も動き、教会も動いています。時々信徒の人達と、三末司教様の明るいユーモアに富んだお喋りを思い出し、懐かしいねと語り合うことがあります。特に「末期」高齢者達の間で「会いたいなあ」と語る人が多いです。特別なユーモアと言うか駄洒落(?)が次々と飛び出す方だったように思います。「外交官になりたかった」と言われたことがありますが、本当に健康に恵まれておられたならば、最適な方だったかも知れませんね。三末司教様のおられる天国はどんな所でしょうか?賑やかで楽しいことでしょう。

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7月に入って、広島教区はすべての地区において、豪雨に襲われ、史上初めてと言われる規模の災害を体験しました。幟町教会の信徒の方々も大変な体験をされた方々や幸い安全地帯に住んでいて、避難者の手伝いが出来た人々や、私の場合は、視力障碍者から電話が入り、不安を傾聴したり、フィリピン人の信徒からSOSの電話を受けて、パニックになっている彼女に声かけを続けて、身を寄せる場の提供をすることが出来ました。

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警報は、皆のスマホに届きましたが、日本人の私達は、日本語の警報内容が理解出来ましたが、それでもあの音はヒヤリと感じさせるものでした。英語の警報が送られていれば少しは恐怖を和らげられたかもしれませんが、日本語を理解できない人々には、怖いだけだったと思います。

あるフィリピン人女性は、渋滞の路上で警報は、運転中の車内で鳴り続け、道路の横を流れる瀬野川は水嵩が増し、怖くて逃げだしたいけれど身動きできなくてパニック。携帯で話しながら心を落ち着かせ、やっと広島駅近くに辿り着き、幟町教会に到着しました。その夜から二晩トラウマになっていた彼女に私が住んでいる所を提供しました。本当に彼女の無事到着を神に感謝!

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彼女を励ましたのは、私だけでなく、ラインでフィリピン人仲間も度々声かけをして連絡し合っていたのも大きな力になったと思います。警報を理解することが出来たフィリピン人は仲間達にラインで「あなたの所も危ないから早く逃げなさい。」と伝えたようです。

また、府中のある信徒は、「金曜日の夜中に泥が入り、土曜日の早朝、多くの人々が泥カキに来てくださり、あっという間にきれいにしてくださった」と感激と感謝を伝えてくれ、共に喜びました。

落ち着いて木曜・金曜・土曜の各クラスで集まって、来ることが出来た信徒達と体験を分かち合いました。恐怖や、感激や、本当に今こうして生かされていることへの感謝や今なお道路が開通してなくて、家には戻れず、教会の仲間の所で今なおいると。「共同体はありがたい」と感謝を分かち合われました。また夫の弟家族が避難してきて、一緒に数日過ごし、今やっと沢山の食べ物を持たせて帰るのを見送ったと言う長崎出身の家族は、家族の絆を深めるチャンスになったようです。

    IMG_2782.jpg パイプオルガンも今は覆われている

こうして、今「嵐の後の静けさ」を味わいつつ、どっと疲れを感じている方々も多いことでしょう。家が壊れてこれからどうするか、途方に暮れている人も。今回の体験で、本当に、地球に活かされている私達人間は、もっと地球の営みを謙虚に学び、あらゆる面で「仕える精神」と「支えて配る精神」を生きるようにチャレンジを受けたように思います。予想がつかなかった程、これ程までに地球は痛み苦しんでいるのです。これからもまだまだ私達に伝わるまで地球の苦しみが現わされることでしょう。

どんな対策を練るのか?どのように生き方を変えられるのか?自然界はあらゆる面で人間によって汚染され、荒らされているのは確かですね。一昨年クラスで一年かけて輪読した、教皇フランシスコの回勅「ラウダートシーともに暮らす家を大切に」を本気で生きなければと痛感させられた今回の豪雨の猛威の体験でした。
 
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世界平和記念聖堂は、補修工事が続いています。暑い日々の中で、工事の人々は本当に献身的に働いておられます。少しずつ、工事用の覆いが剥がされつつあります。祭壇正面の再臨のキリストの姿も現われました。ただ、足場が組んであり、聖堂内はまだまだ時間がかかります。もう一年はかかるでしょうから。

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今年の平和行事も聖堂で行うのには内部の工事中で、全国からの「平和の巡礼者」達をお迎えするには狭すぎますので、今年は隣の
エリザべト音楽大学のコンサートホールをお借りするようです。毎年特に8月5日は国内・国外からの巡礼者の大集合ですから。

皆で平和の巡礼者として、この平和行事に協力し参加したいですね。暑い時ですから、熱中症に自他共に気を付けましょう!


2018-07-18 11:18