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2019年6月のシスターコーナー(シスター小野島のブログです。) [カトリック教会]

4月にブログ更新して以来、行事の連続で、あっという間に6月に成ってしまいました!沢山分かち合いたい事があります。

*まず、4月20日に、第7回「ひろしま・ふくしまを結ぶ、もみのきイベント2019」に参加しました。今回は、2014年5月福井地方裁判所・関西電力大飯原発運転差し止め判決をした、元福井地裁裁判長の樋口英明さんの講演会でした。

  講演者の横顔: 2014年5月樋口氏は大飯原発3,4号機運転を差し止め判決、15年4月には高浜原発3,4号機運転差し止め仮処分判決を 出した。17年、名古屋家裁部総括判事で定年退官。18年秋から、市民向けの講演活動を開始し、司法の道を志す学生達と講義を通じて対話を続けている。三重県津市在住。 彼の話で心打たれた点は、強振動予測の科学性について三重苦(観察できない、実験できない、資料がない)で、原発の平和利用は禁忌(やってはいけないこと)でありそれは取り返しがつかないこと。一般建物には怖くて使えないのに、原発にだけ判決の根拠として使っていると。 *5月に入って、「アイたちの学校」=子ども達の学校 100年の差別ーその闘いの記憶と題する朝鮮学校の歴史と現状を描く初の長編ドキュメンタリーを観に行きました。皆様も機会があるなら、ぜひこの映画を観てください。この中で、~大阪朝鮮高級学校生徒の言葉から~「この世に差別されるべき人間は一人もいません」が心にぐっと響きました。     IMG_3322.jpg     日本は武力で韓国併合を強要し、朝鮮半島を植民地にした。戦後日本政府は、朝鮮人学校閉鎖令をだし、閉鎖を強行し、 裁判所も多くが追随。100年にわたって、続けられた差別の歴史。在日朝鮮人は子ども達の夢を育むために、幼稚園から 大学に至る、世界にもたぐい稀な民族教育事業を行ってきた。彼らが自分達の言葉、文化を学ぶ学校を今なお日本社会は 認めていない。私たちの無知を恥じる。私たちは、アジアの歴史を学ぶことに欠けている。日本の過去を正直に見つめたい。過去を振り返ることなしに、未来への責任も果たせない。それだけでなく、今の一歩をどこに出すかも分からないままだ。 *5月3日は例年乙女峠祭り。今年は、特に、津和野の証し人37名の列聖調査開始宣言をヴァチカンからの使者から戴いた。この乙女峠祭りのミサには例年多くの参加者が全国から来られるが、今年は例年以上に、日本司教団のほとんどの司教様方が信徒達と一緒に参列され盛大な乙女峠祭りを祝った。これから全国の教会で津和野の証し人の為に祈り、学びたいですね。 IMG_3179.jpg  IMG_3180.jpg *5月最後の体験は、数年ぶりに広島教区の職員旅行が実現。初めての海外旅行・台湾への二泊三日の旅で、白濱司教様と事務局長の服部神父様をはじめ、岡山、山口、教区事務局、幟町の職員達で合計18人の旅。かつて日本が植民地にした台湾の今をグループとして知ることが出来たのはとても興味深く、台湾と中国との関係で今持っている課題などガイドさんの説明も大いに助かった。台北で働く日本人のイエズス会の神学生とも出会い、3日間イエズス会のマジスセンターでミサを捧げた。イエズス会の創立者・ロヨラの聖イグナチオの創立精神を表す神のより大いなる栄光の為にと言う「もっと」の精神を現すMAGISセンターには若者達が集まっていました。 IMG_3222.jpg IMG_3318.jpg    IMG_3208.jpg  *6月初め突然「ルワンダの教育を考える会」のマリールイーズさんから電話。翌朝、教会に現れて再会を喜んだ。その際、6日に行われるルワンダの青年のコンサートに誘われた。この青年は、1994年の大虐殺の際、突然両親・兄弟を失い、孤児院でたくさんの孤児達と生活をし、パパやママと呼べる人も兄弟姉妹と言える存在もなく寂しい日々を過ごした。そんな彼は青年期に歌を歌う事や作る事に興味を持ち、自己流で歌っていた時、マリールイーズがYOUTUBEで見付けてメールや 郵便で連絡してくれて交流が始まったと言う。初めてママのような存在で、僕に心をかけてくれる人が居る喜びを味わった。彼は、ルワンダの教育を考える会や広島の連帯活動をしてくれる人々に支えられて来広した。広島に着くと直ぐ平和公園を訪れ、広島の悲惨さとそれにも負けず平和の為に街を再建し力強く生きている姿に感動し、市民の皆さんの暖かい心遣いに感謝すると共に、自分の体験した虐殺現場の記憶とか今日までの苦しい日々の意味を理解したと言う。自分も真の平和の為にこれからも歌を通して平和の証し人になりたいとあらためて決意したと言う。彼は将来、いつか自分のバンドの人々と一緒に広島で平和コンサートを開きたいと夢を語りました。彼の歌は皆の心に響きました。連帯活動をしている広島の市民の助けを受けてピアノとフルートの伴奏でで彼の歌を応援してくれた人々との出会いも、私たちの心に響きました。         1559824964114.jpg     広島でも原爆直後からどれ程多くの孤児たちが同じような悲しい思いを持って居たことか!だから苦しむ人と共感し合えるのだと彼にも伝わりました。いかなる暴力も正当化されてはならない。今夜も香港の青年達と中国政府との衝突がテレビで報じられています。どうかこれ以上、犠牲者を出すことがありませんように切に祈ります。   *最後に、聖霊降臨の祝日に、幟町小教区の白濱司教様の公式訪問で、前日に現勢報告会を行い、日曜日のミサの中で、9人の堅信式が行われ、ミサ後、皆で喜びを分ちうパーテイ―を開催。その際、フィリピン人の留学生たちが素晴らしいサプライズを用意。声楽2人、ピアノ1人、フルート1人の博士課程の学生達が皆をうっとりさせるようなコンサートをしてくださいました。その後、子ども達も可愛いコーラスを披露。       IMG_3312.jpg  *この日、ミサの終わりに司教様はあるサプライズの発表をされました。広島教区に新しい観想会が誕生したことを告げられました。1975年に誕生した「コムニオ・サンクトルム 聖人の交わり」「瞑想による慈悲の平和により教育に奉仕する共同体」で、エクアドルから来られた2人のシスターと1人の志願者とその会の創立者であり総長でもあるペーター神父(ドイツ人)が通訳者と共に紹介されました。       IMG_3315.jpg   色々新しい動きが世界中で、又教区内にもあり、これからも時のしるしに敏感でありたいですね。皆様と共にたくさんの祈りの連帯を広げて行きましょう!当てにしています!